【中古工作機械新規オファー】アイダ・FTー500｜改造事例も

こんにちは、ダイナです！

今回は、新規オファーをいただいきましたので、紹介させていただきます。

アイダエンジニアリング・トランスファプレスFTー500

今回、いただいたのは、アイダエンジニアリングのトランスファプレス「FTー500」です。

7ステージの加工に対応しており、高い剛性と精度を備えます。

安定した精度で大量生産ができます。

改造によって作業効率アップが可能

トランスファプレス・FTー500を改造することによって、弱点を補い、今でもなお有効活用している事例を紹介します。

工場では、多品種少量生産が主流の加工工程において、金型交換にかかる段取りに多くの時間がかかることが課題とされていました。

保有する43の型を、1回の段取りに5分、1日に12回行ったとすると1時間のロスになります。

また、老朽化が原因でミスグリップやチョコ停が発生することもありました。

この機種を使い続ける場合、修理、改造する必要があるというAIDA側から提案を受け、改造することになりました。

主な改造点は2つです。

1つは、メカトランスファ装置をサーボトランスファ装置に更新することによって、煩雑なフィンガー調整などが不要になり、タッチパネル操作で設定を行えます。

2つめは、材料供給装置を新型に交換することで自動ブランクセンタリング機能が働き、ミスグリップを減少させることに成功し、チョコ停もなくなりました。

加えて、データバンク機能付きのディスタックフィーダによって、金型ごとに異なるマグネットフロータ位置を自動調整できるようになりました。

従来は、金型ごとにマグネットフロータペースを入れ替える作業が必要だったため、段取り性能は飛躍的に向上しました。

EV自動車への転換に伴う製造工程の変化によって、現在では、多品種少量生産になっておりますが、当製品を改造することによって、作業負担を軽減し、作業効率が向上できます。

（参考：株式会社オートテクニカ様｜レトロフィット｜アイダエンジニアリング株式会社）

改造によって中古機械はまだまだ活用できる

今回はいただいたアイダエンジニアリングのトランスファプレスのオファーに加えて、改造によって古くなった機械でも活用できる事例を紹介しました。

中古機械の導入は、コストを抑えて設備投資する手段の1つです。

ぜひ、導入を検討ください。

また、当社では中古機械の買取も行っています。

これらの中古機械をお持ちで買取ご希望の方は、ぜひダイナにご相談ください！

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