こんにちは、株式会社ダイナの広報担当・松本です。
今回は一般社団法人日本工作機械工業会が発表した2024年4月分の工作機械受注統計速報を紹介します。
工作機械の受注統計は、製造業のみならず経済全体を判断できる重要な指標です。
確認して今後の推移を考察していきましょう。
目次
2024年4月|工作機械受注統計速報
日本工作機械工業会は2024年4月分の工作機械受注統計(速報)を、次の通り発表しました。
2024年4月 | 前月比 | 前年同月比 | 2024年累計 | 前年同期比 | 2023年累計 | |
受注総額 | 1,172億6,200万円 | 86.4% | 88.4% | 4,780億8,000万円 | 90.7% | 1兆4,860億519万円 |
内需 | 363億2,800万円 | 73.8% | 87.1% | 1,487億3,100万円 | 85.8% | 4,768億2100万円 |
外需 | 809億3,400万円 | 93.7% | 89.0% | 3,293億4,900万円 | 93.2% | 1兆96億9800万円 |
2024年4月の受注総額確報値は、1,172億6,200万円で前月比86.4%と前月より13.6%下降しました。
前年同月比でも、11.6%低い水準となっておりますが、好不況の判断の目安とされる1,000億円は今年に入ってから、連続で上回りました。
減少した原因の1つは前月の内需が高かった反動ではないかと考えられます。これについては別途記事を作成して解説致します。
受注額自体は高水準をキープしているため、2024年の社会情勢や景気次第ではさらに上向くことも考えられます。
今後の工作機械の受注総額にどう影響するのか、来月の速報が発表され次第、新しい情報をお伝えします。
まとめ
今回は、日本工作機械工業会2024年4月分の工作機械受注統計(速報)を紹介しました。
当ブログでは、引き続き工作機械の動向をお伝えしていきます。
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