こんにちは、株式会社ダイナの広報担当・松本です。
今回は一般社団法人日本工作機械工業会が発表した2024年7月分の工作機械受注統計速報を紹介します。
工作機械の受注統計は、製造業のみならず経済全体を判断できる重要な指標です。
確認して今後の推移を考察していきましょう。
目次
2024年7月|工作機械受注統計速報
日本工作機械工業会は2024年7月分の工作機械受注統計(速報)を、次の通り発表しました。
2024年7月 | 前月比 | 前年同月比 | 2024年累計 | 前年同期比 | 2023年累計 | |
受注総額 | 1,239億6,000万円 | 92.6% | 108.4% | 8,640億2,600万円 | 97.9% | 1兆4,860億519万円 |
内需 | 355億9,400万円 | 87.2% | 90.4% | 2,600億1,600万円 | 89.2% | 4,768億2100万円 |
外需 | 883億6,600万円 | 95.0% | 117.9% | 6,040億1,000万円 | 102.1% | 1兆96億9800万円 |
2024年7月の受注総額確報値は、1,239億6,000万円で前月比92.6%と前月より7.4%下降しました。
ただし前年同月比では、8.4%高い水準となっており、好不況の判断の目安とされる1,000億円も今年に入ってから連続で上回りました。
特に外需は前月比17.9%の増加となり、883億6,600万円に達しました。これは世界経済の回復と円安による輸出の増加が影響していると考えられます。受注額自体も高水準をキープしているため、2024年の社会情勢や景気次第ではさらに上向くことも考えられます。
今後の工作機械の受注総額にどう影響するのか、来月の速報が発表され次第、新しい情報をお伝えします。
まとめ
今回は、日本工作機械工業会2024年7月分の工作機械受注統計(速報)を紹介しました。
当ブログでは、引き続き工作機械の動向をお伝えしていきます。
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