リビルド機とは？中古機械との違いやメリット・デメリットを紹介

こんにちは、ダイナです。

リビルド品と耳にしたことはあるが、いまいち中古機械との違いがわからないという方は多いのではないでしょうか。

この記事では、工作機械のリビルド機の概要や中古機械との違い、メリット・デメリットを紹介します。

リビルド機とは

リビルド機とは、老朽化した機械や遊休機械のオーバーホールを行った機械です。

細部まで分解して洗浄、修理、交換を行なったうえ、組立調整、電気系統のリプレースなどによって、新品と同様の精度や機能性を再現します。

リビルト機と中古機械との違い

リビルト機は本体から取り外した使用済みパーツを完全に分解・洗浄を行います。

不良箇所や消耗品を交換・修理して使用できる状態にしたオーバーホール部品です。

一方、中古機械は本体から取り出した部品を洗浄したり修理したりして、そのまま使用します。

もちろん、使用できない場合は新しい部品と交換します。

一般的には、リビルト品の方が品質的に高いことがほとんどです。

リビルド機3つのメリット

リビルド機のメリットは3つあります。

1. 短い納期
2. 高性能
3. 費用を抑えられる

それぞれについて紹介します。

短い納期

リビルド機は、発注から出荷までがスピーディーで、短納期にも対応可能です。

リビルド機の販売業者は、培ってきた技術によるレベルの高いオーバーホールスキルで中古機械をスムーズに納品します。

機械修理で新品を使う場合、本来であればパーツの下処理や付属部品の組み立てから行いますが、リビルト機なら付属パーツもついているため、修理の工程が短縮できます。

高性能

もともと、精度や耐久性が高かった本来の性能を再現できます。

豊富なリビルド経験のあるプロによって品質のチェック、修理や交換によって新品同様の性能を甦らせます。

そのため、中古機械よりも安定した品質を提供できます。

費用を抑えられる

リビルド機は、新品を購入するよりも初期費用を抑えられます。

もともと中古機械であるリビルド機は、新品同様の外観や精度を再現することができるうえ、新品よりもリーズナブルな価格で購入できます。

安く品質の高い製品を仕入れたい方におすすめです。

リビルト機の注意点

リビルト機を購入する際には、機械を試運転してよく調べること、修理が必要な部品によって納期が伸びる点に注意が必要です。

リビルド機とはいえ、機械の本来の性能や修理する業者の技術によって品質は異なります。

購入前には本体を試運転して、不具合がないか、精度は高いかなどを確認しておきましょう。

また、リビルド機には保証がついている場合がありますので、併せて確認しておきましょう。

短納期で機械が欲しくても、部品によっては難しい場合もあります。

納期を確認したうえ、計画的に新品、もしくはリビルド機を検討すると良いでしょう。

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