こんにちは、中古工作機械の高価買取を行なっている株式会社ダイナの広報担当・松本です。
半導体と聞いて一番に思い浮かぶのは、台湾ではないでしょうか?
しかし、台湾の半導体産業がなぜ世界でもトップクラスのシェアを占めるのか、知らない人は少なくないでしょう。
そこでこの記事では、台湾の半導体産業が強い理由の1つ、TSMC(台湾積体電路製造公司)について解説します。
TSMC(台湾積体電路製造公司)とは
TSMC(台湾積体電路製造公司)とは、半導体産業のトップクラスシェアを占める企業です。
半導体は、スマートフォンやコンピュータ、ゲーム機のほか、自動車産業、家電製品、医療機器などさまざまな電子機器に活用します。
小さな素子は電子の流れを制御する能力を持ち、電子機器の動作や機能をコントロールするため、工作機械の制御装置には不可欠です。
TSMCは企業から設計されたIC(集積回路)の生産を請け負い、半導体の実際の製造を行います。
依頼企業は自社で製造ラインを所有せずに、専門のファウンドリを利用して製品を製造できるため、製造プロセスを効率化できます。
TSMCの熊本工場が2024年から稼働開始予定
台湾の半導体メーカー「TSMC(台湾積体電路製造)」は、熊本県菊陽町に新工場を建設しており、2024年内には生産を開始する予定です。
九州には半導体関連産業の集積所であるシリコンアイランドがあるため、熊本に建設されたと言われています。
ただし、半導体の専門人材を確保することが今後の課題となるでしょう。
少子高齢化・団塊の世代の大量離脱によって、国内の生産年齢人口は減少しているためです。
近年ではリスキリングなどによって労働力を確保する動きが見られますが、海外人材の雇用は少なからず必要になると考えられます。
今後も台湾の半導体産業・製造業に注目が集まる
台湾の半導体産業が世界でもトップクラスのシェアを占める理由は、TSMCにあります。
製造業・工作機械産業にも深く関係する分野ですので、今後の動向も調査していきます。
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