こんにちは、中古工作機械の高価買取を行なっている株式会社ダイナの広報担当・松本です。
日本は工作機械業界が盛んで、生産するうちのおよそ7割が外需向けとなっています。
世界的にも質の高さが評価されておりますが、その規模の大きさはわからない方も少なくないでしょう。
この記事では、日本を含む工作機械が盛んな国TOP6を紹介します。
工作機械が盛んな国トップ6
- 中国
- 日本
- ドイツ
- アメリカ
- イタリア
- 韓国
工作機械が盛んな主要国として、1番に挙げられるのは中国といえるのではないでしょうか。
2009年以降は中国が世界最大の工作機械国となり,2019年では中国が世界生産の23%を占めるに至っています。
各国の生産高から輸出を引き、輸入を加えて「消費額」を推定すると、消費市場としても中国が世界最大で、2019年の中国内需は約223億ドル(輸出44億ドル,輸入73億ドル)となりました。
参考:工作機械産業のグローバル・エコシステム|林隆一
ドイツと日本は、生産額で競っています。
2022年のドイツ国内の工作機械生産は141億4,000万ユーロと、新型コロナウイルス感染拡大などの影響で大きく落ち込んだ2020年から回復しました。この傾向は日本と同様です。
米国の工作機械市場は、自動車のほか、船舶・航空宇宙・防衛、精密工学などに区分されており、裾の尾が広いといえます。DXへの対応が今後のトレンドとなるでしょう。
そのほかに、イタリア・韓国が工作機械の生産額では主要国といえますが、中国を主な輸出先とする台湾も今後の成長が見込めます。
台湾工作機械産業は輸出が全体の約8割を占めているため、中国の製造業の動向次第で今後の規模は大きく変化する可能性があります。
今後の工作機械業界の成長に期待
当社は国内の中古工作機械を海外に輸出しております。
その経験から、国内の工作機械メーカーは世界的に評価されているといえます。
実際に輸出先のエンドユーザーからは質の高い機械を安価でありがとうと感謝されることも少なくありません。
今後も国内メーカーの工作機械の普及に寄与してまいります。
今後も工作機械業界のトレンド・動向を調査しますので、ぜひ参考にしてください。
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