こんにちは、株式会社ダイナの広報担当・松本です。
今回は一般社団法人日本工作機械工業会が発表した2024年2月分の工作機械受注統計速報を紹介します。
工作機械の受注統計は、製造業のみならず経済全体を判断できる重要な指標です。
確認して今後の推移を考察していきましょう。
目次
2024年2月|工作機械受注統計速報
日本工作機械工業会は2024年2月分の工作機械受注統計(速報)を、次の通り発表しました。
2024年2月 | 前月比 | 前年同月比 | 2024年累計 | 前年同月比 | 2023年累計 | |
受注総額 | 1,141億5,400万円 | 102.9% | 92.0% | 2,251億1,400万円 | 88.9% | 1兆4,860億519万円 |
内需 | 324億9,000万円 | 106.2% | 83.5% | 630億9,300万円 | 76.6% | 4,768億2100万円 |
外需 | 816億6,400万円 | 101.6% | 95.9% | 1620億2,100万円 | 94.8% | 1兆96億9800万円 |
2024年2月の受注総額確報値は、1,141億5,400万円で前月比102.9%と前月より2.9%上昇しました。
前年同月比では、8%低い水準となっておりますが、好不況の判断の目安とされる1,000億円は昨年に引き続き、連続で上回りました。
特に目立った内需の減少は、前年同月比で約16.5%にも及び、設備投資への慎重さが目立つ結果となりました。
ただし、受注額自体は高水準をキープしているため、2024年の社会情勢や景気次第ではさらに上向くことも考えられます。
今後の工作機械の受注総額にどう影響するのか、来月の速報が発表され次第、新しい情報をお伝えします。
まとめ
今回は、日本工作機械工業会2024年2月分の工作機械受注統計(速報)を紹介しました。
来月の受注統計が発表されましたら随時更新していきます。
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