旭精機工業株式会社とは｜特徴やEV向けのプレス機械などを紹介

こんにちは、ダイナです。

工作機械業界では、「電気自動車（EV）シフト」に連動した新しい技術やサービスの開発が促進されています。

今回は、EV自動車向けのプレス機械を提供する旭精機工業株式会社について紹介します。

旭精機工業株式会社とは

旭精機工業株式会社とは、精密金属加工品や小口径銃弾、プレス機械、ばね機械、自動機、専用機などの製造及び販売を行っている、名古屋証券取引所メイン市場の上場企業です。

1953年8月11日に『旭大隈工業株式会社』として設立されて以降、東洋精機株式会社から銃弾の製造販売に関する営業権を譲り受け、国内唯一の小口径銃弾メーカーとなりました。

その後、バネ機械やコイニングプレス、自動機、専用機の製造・販売と着実にサービスの範囲を広げるなど、日本の製造業を代表する企業として躍進を遂げます。

本社を愛知県尾張旭市に据えるほか、東京支店（東京都文京区）、大阪営業所（大阪府吹田市）、さらに2019年5月(令和元年)には、ドイツ駐在員事務所（ドイツ・デュッセルドルフ）を開設するとともに、AG-12HD（ばね端面研削機）の製造を開始しています。

旭精機工業株式会社の主な製品

旭精機工業株式会社の主な製品は次のとおりです。

• トランスファープレス
• フォーミングマシン
• ばね機械（トーション・引っ張り加工）
• コイリング加工機
• ばね端面研削加工機
• 自動機・専用機
• 搬送装置

旭精機株式会社のEV向け製品

旭精機株式会社のトランスファープレス・iTPシリーズでは、リチウムイオン電池（LiB）缶の成形に適したプレス機械です。

セミストレート型フレームによる剛性アップ・直動式バーチカルトランスファーによる抜き絞りの安定性を実現し、リチウムイオン電池ケース（21700缶）等の生産に適しています。

仕様は以下の通りです。

本機仕様

			iTP-60
定格能力		kN	600
推奨能力		kN	420
ラムストローク		mm	180
シャットハイト		mm	510
主電動機		Kw	15(4P)
機械速度(無負荷)		min-1	40～150
機械寸法	高さ	mm	3,650
	幅	mm	3,230
	奥行き	mm	1,710
機械質量		ton	17

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プレス機械┃機械装置┃旭精機工業株式会社

まとめ

旭精機工業株式会社は、今後のEVシフトとともにトランスファープレスの需要拡大が期待されています。

EV向け製品の加工を効率化したい場合には、ぜひご検討ください。

また、新品の導入予算を抑えたい場合には、中古機械もご検討ください。