こんにちは、株式会社ダイナの広報担当・松本です。
今回は一般社団法人日本工作機械工業会が発表した2024年1月分の工作機械受注統計確報を紹介します。
工作機械の受注統計は、製造業のみならず経済全体を判断できる重要な指標です。
確認して今後の推移を考察していきましょう。
目次
2024年1月|工作機械受注統計確報
日本工作機械工業会は2024年1月分の工作機械受注統計(確報)を、次の通り発表しました。
2024年1月 | 前月比 | 前年同月比 | 2023年累計 | |
受注総額 | 1,108億8,100万円 | 87.2% | 85.9% | 1兆4,860億519万円 |
内需 | 305億2,000万円 | 79.8% | 70.3% | 4,768億2100万円 |
外需 | 803億6,100万円 | 90.5% | 93.8% | 1兆96億9800万円 |
2024年1月の受注総額確報値は、1,108億8,100万円で前月比87.2%と前月より12.8%下降しました。
前年同月比では、14.1%低い水準となっておりますが、好不況の判断の目安とされる1,000億円は昨年に引き続き、連続で上回りました。
特に目立った内需の減少は、前年同月比で役30%にも及び、設備投資への慎重さが目立つ結果となりました。
年始休暇や能登半島地震の影響も少なからずあるのではないかと言われています。
受注額自体は高水準をキープしているため、2024年の社会情勢や景気次第ではさらに上向くことも考えられます。
今後の工作機械の受注総額にどう影響するのか、来月の速報が発表され次第、新しい情報をお伝えします。
まとめ
今回は、日本工作機械工業会2024年1月分の工作機械受注統計(確報)を紹介しました。
来月の受注統計が発表されましたら随時更新していきます。
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