こんにちは、株式会社ダイナの広報担当・松本です。
今回は一般社団法人日本工作機械工業会が発表した2024年3月分の工作機械受注統計速報を紹介します。
工作機械の受注統計は、製造業のみならず経済全体を判断できる重要な指標です。
確認して今後の推移を考察していきましょう。
目次
2024年3月|工作機械受注統計速報
日本工作機械工業会は2024年3月分の工作機械受注統計(速報)を、次の通り発表しました。
2024年3月 | 前月比 | 前年同月比 | 2024年累計 | 前年同期比 | 2023年累計 | |
受注総額 | 1,356億4,700万円 | 118.8% | 96.2% | 3,608億1,500万円 | 91.5% | 1兆4,860億519万円 |
内需 | 492億4,900万円 | 151.3% | 99.8% | 1,123億9,500万円 | 85.3% | 4,768億2100万円 |
外需 | 863億9,800万円 | 105.8% | 94.3% | 2,484億2,000万円 | 94.6% | 1兆96億9800万円 |
2024年3月の受注総額確報値は、1,356億4,700万円で前月比118.8%と前月より18.8%上昇しました。
前年同月比では、3.8%低い水準となっておりますが、好不況の判断の目安とされる1,000億円は今年に入ってから、連続で上回りました。
特に目立った内需の増加は、前月比で51.3%にも及び、設備投資への前向きな姿勢が目立つ結果となりました。
受注額自体は高水準をキープしているため、2024年の社会情勢や景気次第ではさらに上向くことも考えられます。
今後の工作機械の受注総額にどう影響するのか、来月の速報が発表され次第、新しい情報をお伝えします。
まとめ
今回は、日本工作機械工業会2024年3月分の工作機械受注統計(速報)を紹介しました。
当ブログでは、引き続き工作機械の動向をお伝えしていきます。
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