こんにちは、中古工作機械の高価買取を行なっている株式会社ダイナの広報担当・松本です。
世界的にEV自動車化が進む中、比較的に日本はEVへの転換が遅いと言われています。
しかし、グローバルに展開する工作機械業界にとっては、EVへの対応は重要な課題です。
この記事では、EV化が今後のプレス機械の需要にどのような影響をもたらすのか考察していきます。
目次
高精度なプレス機械の需要増加が見込める
今後は、電動モーターや電池など高精度な加工が可能なプレス機械の需要増加が見込まれます。
EV自動車にモーターや電池は不可欠なためです。
例えば、モータコアの場合は、板厚0.25㎜~0.3㎜など薄い電磁鋼鈑に対応するために、高精度なプレス能力が必要です。
また、ハイブリッド車で使用する積層鋼板は、従来よりも薄いため倍程度の枚数が必要になるため、高速プレスの需要増加が見込めるでしょう。
それに加えて、軽量化に対応するために超ハイテン材が増えることで大型の冷間プレスやホットプレスも必要になります。
大型・高精度なプレス機械に注目
今後のEV化が進む中で、より効率的でコストを抑えられるプレス機械が求められることは間違いありません。
モーターや電池などの加工に対応できるような高精度、かつ積層鋼板や超ハイテン材などに対応できるような高速プレス・冷間プレス・ホットプレスなどに注目が集まるのではないでしょうか。
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