こんにちは、中古工作機械の高価買取を行なっている株式会社ダイナの広報担当・松本です。
11月の工作機械受注統計は、前月比➕3.4%と上昇しました。
今回は上昇した要因を考察していきたいと思います。
目次
上昇の要因の1つは外需にある
新型コロナウイルスの規制緩和が行われて以降、インバウンド需要は徐々に回復してきており、輸出は増加傾向にあります。
JNTOの推計によると2023年9月の訪日外客数は2,184,300人(前年同月比+957.1%)で、先月に続き、200万人を超えました。
参考:訪日外国人動向2023 – 観光統計 – JTB総合研究所
世界的な経済の減速により、陰りを見せていた輸出は増加しており、この流れが工作機械受注にも反映していると考察できます。
今後は、外需はもちろん国内企業の設備投資動向によって左右されるのではないでしょうか。
ただし、物価の上昇によって設備投資を抑える企業も少なくないでしょう。
工作機械受注は好調基準の1,000億をキープしている
昨年に比べるとインパクトの薄い工作機械受注ですが、好調の基準である1,000億円は2023年に入ってからもキープしています。
今後も製造業の動向を追っていきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
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