こんにちは、株式会社ダイナの広報担当・松本です。
今回は一般社団法人日本工作機械工業会が発表した2024年5月分の工作機械受注統計速報を紹介します。
工作機械の受注統計は、製造業のみならず経済全体を判断できる重要な指標です。
確認して今後の推移を考察していきましょう。
目次
2024年5月|工作機械受注統計速報
日本工作機械工業会は2024年5月分の工作機械受注統計(速報)を、次の通り発表しました。
2024年5月 | 前月比 | 前年同月比 | 2024年累計 | 前年同期比 | 2023年累計 | |
受注総額 | 1,254億5,400万円 | 103.0% | 104.2% | 6,062億7,400万円 | 93.8% | 1兆4,860億519万円 |
内需 | 348億3,800万円 | 95.8% | 92.1% | 1,836億1,300万円 | 86.9% | 4,768億2100万円 |
外需 | 897億1,600万円 | 106.1% | 109.8% | 4,226億6,100万円 | 97.1% | 1兆96億9800万円 |
2024年4月の受注総額確報値は、1,254億5,400万円で前月比103%と前月より3%上昇しました。
前年同月比でも、4.2%低い水準となっており、好不況の判断の目安とされる1,000億円も今年に入ってから連続で上回りました。
海外需要の増加、円安の影響が上昇要因の1つとして考えられます。これについては別途記事を作成して解説致します。
受注額自体は高水準をキープしているため、2024年の社会情勢や景気次第ではさらに上向くことも考えられます。
今後の工作機械の受注総額にどう影響するのか、来月の速報が発表され次第、新しい情報をお伝えします。
まとめ
今回は、日本工作機械工業会2024年5月分の工作機械受注統計(速報)を紹介しました。
当ブログでは、引き続き工作機械の動向をお伝えしていきます。
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