こんにちは、株式会社ダイナの広報担当・松本です。
今回は一般社団法人日本工作機械工業会が発表した2024年6月分の工作機械受注統計速報を紹介します。
工作機械の受注統計は、製造業のみならず経済全体を判断できる重要な指標です。
確認して今後の推移を考察していきましょう。
目次
2024年6月｜工作機械受注統計速報
日本工作機械工業会は2024年6月分の工作機械受注統計（速報）を、次の通り発表しました。
| 2024年5月 | 前月比 | 前年同月比 | 2024年累計 | 前年同期比 | 2023年累計 | |
| 受注総額 | 1,338億1,700万円 | 107.5% | 109.7% | 7,440億6,700万円 | 96.3% | 1兆4,860億519万円 |
| 内需 | 408億2,400万円 | 117.2% | 99.9% | 2,244億3,600万円 | 89.0% | 4,768億2100万円 |
| 外需 | 929億9,300万円 | 103.7% | 114.6% | 5,156億3,100万円 | 99.9% | 1兆96億9800万円 |
2024年4月の受注総額確報値は、1,338億1,700万円で前月比107.5%と前月より7.5%上昇しました。
前年同月比でも、9.7%高い水準となっており、好不況の判断の目安とされる1,000億円も今年に入ってから連続で上回りました。
特に内需は前月比17.2%の増加となり、408億2,400万円に達しました。これは、国内企業の設備投資が活発化していることを示しています。自動車産業や電子機器製造業の需要増加が予想されます。
受注額自体も高水準をキープしているため、2024年の社会情勢や景気次第ではさらに上向くことも考えられます。
今後の工作機械の受注総額にどう影響するのか、来月の速報が発表され次第、新しい情報をお伝えします。
まとめ
今回は、日本工作機械工業会2024年6月分の工作機械受注統計（速報）を紹介しました。
当ブログでは、引き続き工作機械の動向をお伝えしていきます。
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