こんにちは、株式会社ダイナの広報担当・松本です!
今回は、弊社が中古工作機械の輸出販路を確保するために経験してきた数々のエピソードをご紹介します。
長年にわたり国内外で築いてきた信頼関係の背景には、多くの苦労や努力がありました。その一部をお伝えすることで、私たちの活動を少しでも知っていただければ幸いです。
海外販路の重要性と課題
弊社では、国内で不要となった中古工作機械を海外のエンドユーザーに届けるため、アジアを中心とした国々に輸出を行っています。
特に、インドやインドネシア、タイ、フィリピンといった新興国では、日本の中古機械は性能や耐久性の面で非常に高い評価を得ています。
しかし、海外販路の確保には多くの課題が伴いました。特に次のような点が大きな壁となりました。
- 資金力に乏しい企業との取引リスク
- 文化や商習慣の違い
- 言語や意思疎通の難しさ
これらの課題を乗り越え、信頼関係を築くために、私たちは現地との密な連携と努力を重ねてきました。
支払いトラブルを乗り越える信頼構築の道
海外のエンドユーザーの中には、資金面で余裕がない企業も少なくありません。実際に過去の取引では、代金の支払いが大幅に遅れるケースもありました。このような状況では、取引が頓挫するリスクもあり、慎重な対応が求められます。
現地訪問による問題解決
支払いが滞った際、メールや電話だけでの対応では不十分な場合もあります。そのため、弊社では担当者が直接現地へ赴き、エンドユーザーと対面で話し合いを行いました。
お互いの状況や課題を共有し、分割払いの提案やスケジュールの再調整など、柔軟な解決策を模索しました。
このような対話を重ねることで、「この会社なら信頼できる」と感じてもらい、結果的に長期的な取引へとつながるケースが多くありました。
ダイナが大切にする「現地との信頼関係」
信頼関係の構築には時間と労力が必要です。特に、新興国の取引先は、日本企業に対して高い期待を寄せている一方で、経済状況が不安定なこともあります。
弊社では、単なる売買の関係ではなく、パートナーシップを築くことを目指しています。具体的には定期的な現地訪問を行い、現地スタッフとの連携強化に努めています。
これらの取り組みにより、現在では多くのエンドユーザーから「次もダイナにお願いしたい」という声をいただけるようになりました。
海外販路を支える「ダイナの強み」
- 広範な輸出ネットワーク
兵庫県と愛知県名古屋市の自社倉庫を拠点に、輸出準備を効率化。さらに、インドには高速道路沿いに倉庫を確保し、現地での迅速な対応を可能にしています。 - 内製化されたコンテナ作業
輸送コストを削減し、取引先への負担を軽減。これにより、高価買取と円滑な輸出を両立しています。 - 柔軟な対応力
文化や商習慣の違いを理解し、それに合わせた取引やサポートを提供。
海外販路は信頼でつながる
今回ご紹介した経験談からもわかるように、海外販路の確保には信頼関係の構築が不可欠です。そして、それを実現するためには「現地に足を運び、直接対話する」という地道な努力が欠かせません。
弊社では、これからもお客様や取引先とともに歩み、より良い関係を築いていきたいと考えています。もし中古工作機械の売却や輸出に関するお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!
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